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アースウィンド&ファイアの歴史|初期までの5つの時代区分
まずは、Earth, Wind & Fireの歴史全体を5つの時代に分けて整理します。
本記事では、このうち前半の2章を中心に見ていきます。
- 前史〜結成期(〜1970)
モーリス・ホワイトのルーツやThe Salty Peppers時代を含む、バンド誕生前の基盤となる時期。 - 初期〜模索期(1971〜1974)
ジャズやソウルの要素を取り入れながら、サウンドを模索していた初期のEarth, Wind & Fire。 - 黄金期(1975〜1979)
「September」「Fantasy」などの名曲を生み出し、世界的な成功を収めた最盛期。 - ディスコ〜ポップ期(1980〜1983)
シンセサウンドを取り入れ、よりダンサブルでポップな方向へ進化した時代。 - 再始動〜後期(1987以降)
再結成後は活動を続けながら、レジェンドとしての地位を確立した時期。
アースウィンド&ファイアの歴史を知りたい方へ。
結論から言うと、Earth, Wind & Fireはモーリス・ホワイトの前身活動を土台に誕生し、1971年のデビュー当初はジャズやソウル色の強いサウンドを軸に独自の方向性を形作っていました。
本記事では、結成前の前史から1974年までの流れを、代表曲とともに分かりやすく整理しています。
モーリス・ホワイトのルーツ、The Salty Peppers時代、1971年デビュー後の初期サウンドまでを、楽曲とあわせて追える入口記事です。
アースウィンド&ファイア|前史〜初期の楽曲一覧(YouTube再生リンク付き)
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アースウィンド&ファイアはなぜ誕生したのか
Earth, Wind & Fireは、モーリス・ホワイトの構想から生まれたグループです。
ここでは、バンド誕生の背景と、結成前に積み上げられた音楽的な土台を整理します。
Earth, Wind & Fireは、単なるバンドとして誕生したわけではなく、Maurice Whiteの明確なビジョンから生まれたグループである。
モーリス・ホワイトはもともとセッション・ドラマーとして活動し、Ramsey Lewis Trioに参加するなど、ジャズやソウルの現場で経験を積んでいた。その中で彼は、ジャンルに縛られない音楽の可能性を強く意識するようになる。
1960年代後半には、自身のグループ「The Salty Peppers」を結成し、ソウルやファンクを軸にしたサウンドを模索。この時期の経験が、後のEarth, Wind & Fireの原型となっていく。
そしてモーリスは、「ソウル」「ファンク」「ジャズ」「ゴスペル」などを融合させた、これまでにない音楽を作るという構想を実現するため、新たなバンドとしてEarth, Wind & Fireを結成した。
バンド名の「Earth(大地)」「Wind(風)」「Fire(火)」は、彼の占星術に基づく思想から名付けられており、音楽だけでなく精神性やメッセージ性も重視したグループとしてスタートしている。
結成のきっかけ|モーリス・ホワイトとは
Earth, Wind & Fireを生み出した男、Maurice White(モーリス・ホワイト)
1941年12月19日生まれ、アメリカ出身のミュージシャンで、Earth, Wind & Fireの創設者。若い頃はセッション・ドラマーとして活動し、Ramsey Lewis Trioにも参加。1960年代後半には3人組グループ「The Salty Peppers」を結成し、ソウルやファンクの基盤を築いた。
その経験をもとにEarth, Wind & Fireを結成し、独自のサウンドで世界的成功を収めた音楽的ビジョナリー。
The Salty Peppers時代の映像は現在ほとんど流通しておらず、視聴できる機会は限られています。
初期のモーリス・ホワイトの活動は資料が少なく、知る人ぞ知る存在となっています。
The Ramsey Lewis Trio feat. Maurice White (Earth, Wind & Fire) on drums / 1966
The Ramsey Lewis Trio feat. Maurice White (Earth, Wind & Fire) on drums / 1966
モーリス・ホワイトがRamsey Lewis Trioのドラマーとして参加していた貴重な映像です。ジャズを基盤にしたタイトなドラミングと推進力のあるリズムは、後のEarth, Wind & Fireにつながる原点を感じさせます。結成前のモーリス・ホワイトを知るうえで外せない記録です。
ここからは、Earth, Wind & Fireの原点となる「前史〜結成期(〜1970)」の楽曲を紹介していく。
Ramsey Lewis Trio / Wade in the Water (1966)
Ramsey Lewis Trio / Wade in the Water(1966)
ゴスペル曲をジャズで再構築した代表作で、モーリス・ホワイトのドラミングも確認できる重要曲です。反復するフレーズと引き締まったビートは、後のEarth, Wind & Fireに通じる躍動感の土台になっています。前史を押さえるうえで欠かせない一曲です。
The Salty Peppers / La La Time (1969)
The Salty Peppers / La La Time(1969)
モーリス・ホワイトが結成したThe Salty Peppersの楽曲で、Earth, Wind & Fire以前の方向性を具体的に確認できます。ソウルとファンクを混ぜた軽快なグルーヴ、コーラスの使い方、リズム感の作り方に、後のサウンドの原型がすでに表れています。
The Salty Peppers / Uh Huh Yeah (1969)
The Salty Peppers / Uh Huh Yeah(1969)
The Salty Peppers時代の中でも、よりファンク色の強い一曲です。繰り返しの効いたフレーズとタイトなビートが前に出ており、モーリス・ホワイトがダンサブルな感覚をすでに持っていたことが分かります。Earth, Wind & Fireの躍動感の源流を知るうえで重要です。
こうした経験を経て、モーリス・ホワイトはついに新たなバンドとしてEarth, Wind & Fireを始動させる。
アースウィンド&ファイアのデビュー|1971年の出発点
Earth, Wind & Fireは1971年にデビューアルバム『Earth, Wind & Fire』を発表し、本格的に活動を開始しました。
この時期は、後の大ヒット路線とは異なる初期サウンドを確認できる重要な時代です。
この時点ではまだ後のディスコサウンドとは異なり、ジャズやソウルの要素が色濃く残るスタイルで、モーリス・ホワイトの音楽的ルーツが強く反映されたサウンドが特徴となっている。
複雑なリズムやホーンアレンジ、コーラスワークなど、後の黄金期へと繋がる要素はすでにこの時期から見られ、Earth, Wind & Fireの原点ともいえる重要な時代である。
デビュー当時のEarth, Wind & Fireには、後にグループの中心人物となるメンバーもすでに参加していた。
創設者であるモーリス・ホワイトを中心に、弟でありベーシストのヴァーダイン・ホワイト、そして後にグループの象徴的ボーカルとなるフィリップ・ベイリーなど、個性的な才能が集結していた。
彼らは後の黄金期において、それぞれが重要な役割を担い、Earth, Wind & Fireのサウンドを決定づけていく存在となる。 そのサウンドの原点となる初期の演奏が、次の映像からも感じ取ることができる。
Earth, Wind & Fire / “Bad Tune/Help Somebody/Love Is Life” LIVE 1971
初期のEarth, Wind & Fireは、現在のイメージとは異なるサウンドを持っていたことが分かる。
デビュー当時のサウンドをより分かりやすく感じられる楽曲がこちら。
Earth Wind & Fire / Love Is Life
Earth, Wind & Fire / Love Is Life
1971年リリースのデビュー期を代表する楽曲で、初期Earth, Wind & Fireの方向性を最も分かりやすく示す一曲です。ジャズやソウルの色を濃く残しながら、コーラスワークやリズムのうねりに独自性があり、後の黄金期へつながる要素を確認できます。
このように、デビュー当初のEarth, Wind & Fireは、ジャズやソウルの要素を色濃く残したサウンドでスタートした。 しかしここから、彼らはさらなる進化を遂げていくことになる。
初期〜模索期(1971〜1974)|サウンドの変化と進化
デビュー後のEarth, Wind &Fireは、ジャズやソウルを土台にしながらサウンドを拡張していきました。
ここから後の黄金期へつながる要素が少しずつ形になっていきます。
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